フリーランスと聞くと、「好きなタイミングで働けて休日は自分でコントロール可能」みたいなイメージがあります。
しかし、案件によってはそうもいかない場合もあります。
特にエージェント経由での案件の場合は、週5案件の数が圧倒的に多いです。
その場合は労働形態が違うだけで、ほぼ会社員と変わらないような働き方になることが多いです。
そうなると気になってくるのが、平日の休み(会社員で言う有給)が取れるのかどうかという疑問です。
そんなわけで今回はフリーランスの週5案件で平日休みが取れるのか、取りやすいのかどうかを紹介していこうと思います。
週5案件の特徴
月当たりの稼働時間が決まっている
エージェント経由の案件では、多くの場合「月140~180時間の稼働」というのが契約に入っています。
月の稼働時間がその範囲に収まっていれば、契約に明記された報酬金額が支払われることになります。
仮に、稼働時間が範囲外だった場合は、下回った場合はその分報酬金額が下がり、上回った場合はその分報酬金額が上がります。
当然その旨も契約に盛り込まれています。
僕はエージェント経由以外で週5案件を受けたことはありませんが、大体似たような形の契約になると思います。
土日祝日は休める ※一部例外あり
週5案件は、基本的にはその会社の社員と同じように稼働してくれる人員の補充です。
したがってその会社の社員が休む日であれば、フリーランスも休みです。
ただし、土日に稼働している会社等であればフリーランスにも土日の稼働を求められるケースは十分ありえます。
※もちろんその場合は土日以外が休みになるはずです
平日休みは取れるのか?
稼働時間が範囲内に収まる範囲であれば平日休みは取れる
先に紹介した通り、週5案件であれば月の最低稼働時間以上は稼働する必要があります。
逆に言うと、最低稼働時間を満たしているのであればそれ以上は働かなくても契約上は問題ないということになります。
よくある最低稼働時間140時間で考えると、1日の稼働時間が8時間として最低稼働日数は以下のように計算できます。
140(月の最低稼働時間) / 8(1日の稼働時間) = 17.5(最低稼働日数)
17.5日、つまり最低18日は働く必要があります。
その月の勤務日が20日だった場合は、2日は平日に休んでも問題ないことになります。
休みの取り方は会社員と大体同じ
当たり前ですが、最低稼働日数分働いたからといって、勝手に休んで良いわけはありません。
必ず顧客と調整する必要があります。
調整の仕方は顧客によりけりです。
単にマネージャーやチームリーダーに「○日にお休みいただきます」で問題ない場合もあれば、勤怠システムに申請が必要な場合もあったりします。
何時休みが必要になるかわかりません。早めにルールを確認しておくようにしましょう。
また顧客の状況によっては休みを取りやすいタイミング・取りにくいタイミングというものがあります。
ここら辺は会社員の場合と変わりません。
業務が忙しいタイミングは休みが取りにくいですし、システムの納期までまだ日がある場合は休みが取りやすかったりします。
※体調不良等のどうしようもない理由の場合は、タイミング関係なくしっかり休んでください
長期休みは難しい
フリーランスでも月に1~2日程度の休みであれば割と簡単に取ることができます。
しかし、「まるまる1週間休みたい」等の比較的長期な休みになるとなかなか難しくなってきます。
長期休みのハードル
フリーランスとして長期休みを取る場合、以下のような課題があります。
プロジェクトへの影響
長期の休みは顧客のプロジェクトの進行に影響を与える可能性が高いです。
特に重要な役割を担っている場合は、プロジェクト全体のスケジュールに遅延が発生する恐れもあります。
収入の減少
先に述べた通り、週5の契約では月の最低稼働時間が設定されている場合が多いです。
そして、最低稼働時間に満たなかった場合、その分報酬金額が差し引かれます。
顧客との信頼関係
良いかげんな対応で長期休みを取ってしまうと、顧客との信頼関係が損なわれてしまいます。
長期休みを取る際の顧客との調整は慎重に行う必要があります。
長期休み取得のための対応
長期休みをスムーズに取得するために、以下のような対応をしておくことが重要です。
事前のスケジュール調整
長期休みを取りたい場合、早めに顧客に相談しスケジュールを調整しましょう。
もし長期休みを取ることだけ確定していて日程が決まってない場合も、相談だけは先にしておくと良いでしょう。
あらかじめ休みを取りやすい時期がわかっているのであれば、そこに長期休みを合わせるようにすると尚よいです。
タスクの調整
長期休みが始まるまでに中途半端にタスクが残っていないようにしましょう。
タスクを前倒しにしたり、中途半端になりそうなタスクは長期休み明けに取り掛かるか他のメンバーに受け持ってもらう等が必要です。
※他のメンバーに迷惑をかける場合は、必ずどこかで挽回しましょう
引継ぎ資料の準備
長期休み中に他のメンバーが対応するタスクに応じて、引継ぎ資料が必要であれば用意しておきましょう。
また、可能であれば緊急連絡先も共有しておくとさらに安心です。
エージェントにも連絡しておく
エージェント経由で案件を受けている場合、長期休みの際はエージェントにも連絡しておくと良いです。
連絡なしで長期休みに入った場合、報酬金額が通常より少ない等が発生するためエージェントにあらぬ誤解を与えかねません。
裏技長期休み
「長期休みを取りたいけど報酬金額は下げたくない」なんていうわがままな人もいるかもしれません。
そんな人向けにタイミング次第で1週間くらいの休みを取れるちょっとした裏技も紹介しておきます。
ずばり月をまたいで休みをとることです。
ある月の月末に2日、次の月の月初に3日休みを取得するといったことができれば、土日も入れて1週間ほどの休みにすることが可能です。
「祝日が多い月では使えない」「体調不良等の予期せぬ休みが追加で発生した場合は結局報酬金額が下がりかねない」といったデメリットはありますが、気軽に長い休みを取りたい人は試してみてください。
※こっちのパターンでも顧客との調整は必須です
まとめ
以上がフリーランスの週5案件の休日事情です。
基本的には会社員と大きな違いはありません。
しっかり休んでしっかり働いてしっかり稼いでください。
ただし、長期休みについては工夫が必要なのは要注意です。
さらに言うと「休みを自由に取りたいからフリーランスを目指している」といった人は、そもそも週5案件を受けずに「週1~3の案件を組み合わせる」や「単発の案件を必要に応じて受ける」といった工夫をした方が良いかもしれません。
案件によっても休みの取りやすさは変わるので、気になる人は面談の際に質問しても良いと思います。
くれぐれも十分な休みを取ることができない案件をうっかり受注してしまわないよう気を付けてください。
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